●2003年 第2回  受賞者  本選2003年11月22日

第1位  村上敏明

観客賞 村上敏明

第2位  三村卓也

第3位  澤田薫 山村尚正

 村上敏明

 三村卓也

 澤田薫

 山村尚正

審査委員長
Rossella Redoglia (イタリア人、ソプラノ)
   ヴェルディコンクール入選、バッティスティーニ、ヴォールトリーニ、パーヴィーア
   などのコンクール優勝者で、ヴェローナ野外劇場、フェニーチェ他主要劇場に
   出演中の現役ソプラノ・スピントで発声や音楽指導教師としても優秀である。


審査委員 
Dani Ferdinando (イタリア人、指揮者)
   室内楽、フルート、オーボエを専攻。多くの学生を教えると共に、室内楽指揮者
   としても活躍。イタリア、ルーマニア他で指揮活動。
菅英三子 (ソプラノ)
   フランシスコ・ヴェニャス声楽コンクールでコロラトゥーラ・ソプラノ賞、A・クラウス
   声楽コンクール第2位、藤沢オペラコンクール第1位他多数受賞、
   91年プラハ国立劇場デビュー
春日了 (主催者、テノール)
   ドイツ・イタリヤに留学。ルーマニアのタルゴヴィシュテ市祝典音楽祭招待歌手、
   市民栄誉賞受賞ほか受賞多数、今回のイタリア語通訳。



●第2回コンクール審査内容

審査委員長の「誰が1位かは議論の余地がないと思う。誰が2位3位になるか、これは頭の
痛いところである」の言葉で審査が始まった。
倍音を含んだ素晴らしい輝く高音持つ村上さんの1位は揺ぎ無い。
高音で奥に入るがGまでの前に飛ぶ豊かな声で三村さんが第2位。
第3位はやわらかい声でレガートを作った山村さんかウェルテルを張りのある声で歌った澤
田さんかで揉めた。
フェルディナンド氏の、3位を無理にひとりに決めるより、2人とも3位にしよう。との意見に反
対する審査員はいなかった。あまりに歌の正確の違う2人の優劣を決めることはできなかっ
た。
その他にも興味深い声の持ち主がいたが、審査員の意見が分かれて3位までに入ることは
できなかった。




第2回 ベルカント・テノーレ・コンコルソ専属ピアニスト

渚 智佳
   第三回京都ピアノフェスティバル第1位、第46回全日本学生音楽コンクール全
   国大会、高校の部第1位、第17回園田高弘賞ピアノコンクール第1位、第6回
   コンセール・マロニエ21第1位受賞。多くの交響楽団、チェコフィル八重奏団、
   欧州の主席奏者との共演。CD録音など、ピアノソロから、オーケストラを意識し
   た伴奏まで、編曲、演奏、作曲も得意とする。
   東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業、東京藝術大学大学院修了。

★専属ピアニストの配慮
第2回も専属ピアノ伴奏者を用意して、同じ伴奏者での理想の審査を心がけました。関西か
らの参加者に伴奏者の経費負担を軽くするためもありました。1回5000円で練習と本番の伴
奏をして、費用は直接ピアニストに支払われました。

★専属ピアニストの問題点
しかし、第2次予選を通過すると、本選の午後に伴奏合わせをして、その夜に歌うことにな
り、テノールにとって、声の調子が気になる状況が判明しました。本番の日は声を練習にす
ら使いたくないからです。
企画としては、上手な伴奏者で審査し、金銭面の負担をかけたくないという理想津急
の親切さでしたが、若い歌手には、声の負担となることが判明し、残念ながら、以
後、専属ピアニストは廃止することに決定しました。




2003年コンクールスタッフ写真




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